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あれやこれや

自分の適正について考えてみる

これまであまり自己分析というのがピンと来なかった。
転職サイト等のいくつか自己分析ツールをやってみても、どうもいまいちしっくりこず。
特にそこから割り出された職業を見てみても、自分がその仕事をしているイメージが湧かず、
結局「自分はなにもの???」という感じになるのが関の山でした。

これまでの経験や自分自身の感情等を振り返ってみて、おそらく人に何かを教えるのは好きなんだろうなと。
自分がそれまで経験してきたこと、得たものを人に伝えて、その人の人生に何かしら役立ててもらいたいという想い。
また、自分自身があまり物覚えが良くない方なので、勉強にしろなんにしろ、試行錯誤して得たものが多く、
「分からない」、「出来ない」人に対して、こういう言い方、やり方なら理解してもらえるのでは?という
分からない、出来ない側の視点で教えることが出来るのが、自分のやり方であり、自分が提供出来ることなのかなと。

大学生時代は塾講師をしており、私の主な担当は「出来ない子」。
他の講師の先生には東大生をはじめとした優秀な人がいたので、偏差値が高い中学校、高校、大学へ進学したい子は、
そうした先生が主に担当。
一方で私は、出来ない子、集中力がない子、そして特に数学でありがちな「何が分からないかが、分からない」子を担当していました。
自分自身がそうした経験があるので、なんとなくその気持ちが分かります。
優秀な先生は「何が分からないかが、分からない」という経験がないので、「分からない子」の気持ちが分からないのです。

また高校生の時は、一時ラグビー部に所属していました。
膝を痛めてしまったので、結果的には途中でやめてしまいましたが、
膝を痛めていた時期は後輩の基礎指導に当たっていました。
ラグビーも高校生になって初めてやったスポーツだったので、最初は手探りでした。
そうした経験を後輩たちに伝え、どうやったら良いパスが投げれるか。
結果、上級生からはその年のメンバーはやたらパスがうまいと評判だったようです。

さらに大学院生の時は、友人に誘われ大学の女子野球部の臨時コーチに。
野球が初めての女子大生相手に、一から教える。
さすがにこれには苦労しました。

男性の場合、小さい頃にキャッチボールはしたことあるとか、
ボールを使うスポーツは少なからずやったことがある場合が多いものです。

しかし女性はそうではない様子。
男性と女性とでは「言語が違う」というか、また、身体の使い方や筋肉も違うからか、
自分が思ったようには伝わらないことが多々ありました。
同じ「教える」でも、勉強と身体を動かすことでは全く別物だなと実感しました。

こうして振り返ってみても、自分自身が出来なかったことを、人に伝えるのが性に合っているんだろうなとも思います。

自分の知識や経験を仕事にして、お金にする。
言うは易し行うは難しですが、人の役に立つことを伝える、教えることをしていきたいなと改めて感じる今日この頃です。


by kikoublog | 2017-07-11 19:22 | あれやこれや

心身の健康アドバイスと全国の産地や美味しいものを紹介しています。「食と健康=人生」です。


by 野口(そふてぃ)